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2020 年度 研究成果報告書

ゲノム編集技術を用いた網膜における長寿遺伝子の機能解明:加齢黄斑変性の予防戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09410
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56060:眼科学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

森實 祐基  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50432646)

研究分担者 大内 淑代  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00253229)
米澤 朋子  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (30304299)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード網膜色素上皮細胞
研究成果の概要

加齢黄斑変性は加齢による網膜色素上皮細胞(RPE)の機能低下(老化)を背景に発症する。本研究ではRPEの機能に関連すると考えられる遺伝子の中で、サーチュイン(SIRT)と、RPEにおけるカリウムチャネルの一つであるKCNJ13を対象とし、これらがRPEの機能に及ぼす影響をゲノム編集技術を用いて明らかにすることを目的とした。SIRTについてはゲノム編集には成功したが、iPS-RPEへの分化誘導を行うことができなかった。KCNJ13遺伝子については、KCNJ13遺伝子が、iPS-RPEの配列や細胞死の誘導に機能していることが明らかになった。

自由記述の分野

眼科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

網膜色素上皮細胞におけるKCNJ13遺伝子の役割をゲノム編集によって得たiPS-RPEを用いて解明した。 網膜色素上皮細胞はタイトジャンクションを形成し血液眼関門の機能を有することから、KCNJ13遺伝子の異常が様々な網膜疾患の病態に関与している可能性が示唆された。今後、本研究の成果を基盤としてKCNJ13遺伝子の機能がさらに解明されることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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