研究成果の概要 |
移植片体宿主病(GVHD)涙腺、眼表面への老化細胞の浸潤と老化関連分泌形質(Senescent associate secretory phenotype; SASP)がGVHDの炎症と線維化の病態に関与しドライアイの発症にかかわる事を見出し英文論文を報告した(Yamane M, Ogawa Y, et al. FASEB J 2020)。マウス GVHD モデルにより1) 眼 GVHD における老化細胞マクロファージの涙腺における局在を証明した。2)SASP分泌細胞源の一つがマクロファージであった。3)老化細胞除去剤により 眼 GVHD によるドライアイを抑制することを確認した。
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