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2020 年度 研究成果報告書

インプラント埋入誘発性BP製剤関連顎骨壊死に対する革新的治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09664
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

中島 和慶  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (40707246)

研究分担者 黒嶋 伸一郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (40443915)
住田 吉慶  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (50456654)
澤瀬 隆  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (80253681)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードインプラント治療 / 薬剤関連顎骨壊死 / マクロファージ
研究成果の概要

本研究は,インプラント埋入により高頻度で誘発されるビスホスホネート(BP)製剤関連顎骨壊死(BRONJ)モデルの開発と,末梢血由来の血管内皮前駆細胞を主体とする培養濃縮細胞群(QQ-PBMNCs)移植によるBRONJの新規治療法開発を目的とした.初めにBP製剤とステロイド製剤を投与したラットにインプラント埋入を併用し,インプラント周囲BRONJ様病変モデルを開発し,インプラント周囲に惹起されるBRONJでは,マクロファージの極性変化に重篤な異常が認められることを突き止めた.次いでこのBRONJモデルにQQ-PBMNCsを全身的に移植すると,BRONJ様病変は治癒・緩解することが分かった.

自由記述の分野

補綴系歯学関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

インプラントの治療は日本でも普及しつつあるが,特定の薬を使用する患者では,口の中の傷がいつまでも治らない薬剤関連顎骨壊死という病気が問題となっている.この病気は2003年に発見されたが,現在でもその原因が分かっていない.私たちはその原因を追究すべく動物でこの病気モデルを作成することに成功し,血液から採取した細胞を特殊条件で育てて体内へ戻すことで,この病気が良くなることが分かった.

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公開日: 2022-01-27  

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