• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実績報告書

代謝メカニズムに基づいた微小癌の検出に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K09786
研究機関信州大学

研究代表者

嶋根 哲  信州大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (80714469)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード癌の代謝 / 抗がん剤 / 化学療法抵抗性 / 微小転移 / 解糖系
研究実績の概要

これまでがん細胞のアミノ酸代謝を正常細胞のアミノ酸代謝と比較してきた。がん細胞では代謝が変化していることが古くから知られており、嫌気的代謝となっていることがこれまでに報告されてきた。
我々の研究ではメタボローム解析、リアルタイムPCR、免疫染色やウエスタンブロット法を用いてがん細胞におけるアミノ酸代謝やそれに関連する酵素群について研究を行ってきた。それぞれ同じ被験者より得られたがん組織と正常組織サンプルをメタボローム解析で網羅的に定量した。
正常細胞とがん細胞では活性化されているアミノ酸代謝経路に違いがあることを認めた。また、スタベーションアッセイではグルタミン代謝経路が活性化することがわかった。アミノ酸代謝酵素の違いにより抗がん剤に対する反応性が変化しがん細胞の抗がん剤への抵抗性獲得となる現象を認めた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Correlations between the properties of saliva and metabolic syndrome: A prospective observational study2020

    • 著者名/発表者名
      Daisuke Suzuki , Shin-Ichi Yamada, Akinari Sakurai, Imahito Karasawa, Eiji Kondo, Hironori Sakai, Hirokazu Tanaka, Tetsu Shimane, Hiroshi Kurita
    • 雑誌名

      Medicine (Baltimore)

      巻: 99(51) ページ: e23688

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi