研究課題/領域番号 |
18K09790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
武知 正晃 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (00304535)
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研究分担者 |
太田 耕司 広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (20335681)
小野 重弘 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (70379882)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 抗菌 |
研究成果の概要 |
メラトニン,細胞増殖因子FGF-2と骨芽細胞を封入した改良型IP-CHA (MFOIP-CHA)に抗菌ペプチドを封入した新規の骨補填材を開発した。本材料は、コントロール群と比較して、骨形成能と感染制御率において非常に優れた結果を示した。以上のことから、本材料は悪性腫瘍や骨髄炎における顎骨切除後のインプラント治療のための顎骨再建術への応用が期待された。
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自由記述の分野 |
口腔外科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
悪性腫瘍や,顎骨骨髄炎などの顎骨切除に対する広範囲な骨欠損に対するインプラント治療のための骨補填材としてアパタイトブロックなどの人工材料を応用した論文は国内外でもほとんどない。また,抗菌ペプチドをアパタイトブロックなどの人工材料に封入し,抗菌能力や,骨形成能力を検討した報告は国内外でもない。骨形成能と抗菌作用をもつ骨補填材を開発し,広範囲な骨欠損に対する有効性を証明する本研究は,悪性腫瘍や骨髄炎における顎骨切除後のインプラント治療のため顎骨再建術の治療応用のために有用であった。
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