| 研究課題/領域番号 |
18K09864
|
|---|
| 研究機関 | 北海道医療大学 |
|---|
研究代表者 |
六車 武史 北海道医療大学, 歯学部, 講師 (20343436)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
| キーワード | 矯正用材料 / DLC成膜 |
|---|
| 研究実績の概要 |
矯正用ステンレス鋼ワイヤー（ .017” × .025” ）に、プラズマイオン注入成膜装置を用いて、到達真空度 1.33 × 10-3 Pa にて 2つの条件下でDLCコーティングを施したワイヤーを試料（DLC1：電圧10ｋV、アセチレンとトルエンの混合ガス、DLC2：電圧7ｋV、トルエンガス）とし、水素含有量における曲げ特性、摩擦特性を検証する。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
DLC成膜層はDLC1、2ともに0.3µm程度の厚さであり、矯正用ワイヤーとして許容できる厚さのものであると考えられる。またラザフォード後方散乱分析では水素含有量は20%から30%であった。
|
| 今後の研究の推進方策 |
DLC成膜層の密着性の評価を行い、口腔内で生じる電気化学的な腐食現象について研究を加えていく。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
今後の研究に使用する予定の物品の購入について新しいモデルが出てきており、考慮しているため。
|
