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2023 年度 研究成果報告書

オーラル・フレイルがフレイル及び老年疾患に及ぼす影響に関する疫学研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09887
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

渡邉 功  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10636525)

研究分担者 尾崎 悦子  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00438219)
松井 大輔  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20613566)
小山 晃英  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40711362)
栗山 長門  静岡社会健康医学大学院大学, 社会健康医学研究科, 教授 (60405264)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードオーラルフレイル / 口腔機能
研究成果の概要

地域住民198人(男性130名、女性68名、平均年齢 75.0歳)を研究対象として、口腔機能検査(口腔衛生状態、口腔乾燥、咬合力または歯数、舌口唇運動機能、舌圧、咀嚼機能、嚥下機能)を実施した。口腔機能低下はこれらの項目のうち少なくとも3項目に異常がある場合と定義した。また、歩行速度は通常歩行速度と最大歩行速度で測定した。口腔機能低下と最大歩行速度の関係はロジスティック回帰を用いて分析した。結果、198人のうち152人が口腔機能低下症であった(76.6%)。年齢、性別、肥満度で調整した結果、口腔機能低下は最大歩行速度の低下と有意に関連していた。

自由記述の分野

口腔衛生

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔機能低下と高齢者の最大歩行速度ひいては全身のフレイルと関連していることが示された。口腔機能低下を予防することが歩行速度の低下や全身のフレイルの予防、健康寿命の延長につながる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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