研究課題/領域番号 |
18K09946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
木下 裕久 長崎大学, 保健センター, 准教授 (10380883)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 災害精神医学 / 老年精神医学 / うつ病 / 全般性不安障害 / 不眠症 / PTSD |
研究成果の概要 |
【概要】雲仙普賢岳噴火災害から33年が経過した長崎県島原市周辺の医療機関に通院または入院中の認知症または感情障害等の患者と県内の他の地域の医療機関に通院または入院中の患者でカルテ調査を行い、経過に地域差が認められるかの検証を行った。【調査方法】調査時に60歳以上の方で、認知症等で治療中の方の発症状況や治療経過を診療録の範囲で調査した。調査項目は、年齢、性別、初診年月日、診断名、罹病期間、初診時のGAFスコア、併存症の有無、同居家族の有無、内服薬の種類等である。【結果】2023年12月初めから2024年3月末日まで調査を行い、島原地区60名、合計120名の協力を得た。現在解析を行っている。
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自由記述の分野 |
災害精神医学 老年精神医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究結果は現在解析中であるが、島原地区の方は、もちろんであるが、それ以外の地区の方にも、いくつかの被災経験がある方が含まれており、いくつかの災害は、うつ病などの発症に関連するものが認められている。認知症との関連の解析はこれからであり、その結果をできるだけ速やかにまとめて発表したいと準備中である。
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