研究課題/領域番号 |
18K09951
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研究機関 | 群馬県立県民健康科学大学 |
研究代表者 |
寺下 貴美 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 准教授 (30506241)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 深層学習 / 医用画像読影 / ROC解析 / 視線追跡システム |
研究実績の概要 |
本研究は高度な医療技術をより効果的で効率的に習得する指導法の確立を目的に、人間工学に基づいた高度医療技術のプロセスの解明、またそれを利用した指導法の開発を行うものである。また近年発展の目覚ましいAI技術を積極的に導入する。 本年度は、新型コロナウィルス感染症の影響で、計画していた調査が行えなかったため、研究を進展させることができなかった。本来は本研究で開発した医用画像読影視線計測システムを用いて、医療機関に従事している診療放射線技師および診療放射線学部学生に対する調査を対象に、胸部X線像の読影手技中の視線行動の計測を行う予定であった。倫理審査および品両放射線技師の被検者の選定、診療放射線技師養成校の選定までは前年度中に終えており、4月から計測をスタートする予定であったが実施できなかった。 本年度の研究実績としては、前年度に調査済みであった結果の公表および前々年度に開発した医用画像読影視線計測システムに関する論文掲載にとどまった。概要としては和文論文(査読有)1件、学会発表(国際)3件を行った。 このような理由のため、本年度が最終年度であったが、1年延長することとした。次年度は、新型コロナウィルス感染症に対する対策を万全にすることで、本年度に予定していた調査の実施、および医用画像読影におけるプロセスの分析を行う予定である。まず、本研究で使用する視線計測装置は赤外線を用いて行う非接触タイプであり、マスク着用でも計測可能であるため、飛沫感染は起こりづらく、被検者が直接触る箇所は限定されているため、接触感染予防は容易である。また一度に一人ずつしか計測できないため、集合場所や時間を工夫することにより、密になることを避けることが可能である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本年度は、新型コロナウィルス感染症の影響で、計画していた調査が行えなかったため、研究を進展させることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、新型コロナウィルス感染症に対する対策を万全にし、本年度に予定していた調査の実施、および医用画像読影におけるプロセスの分析を行う予定である。まず、本研究で使用する視線計測装置は赤外線を用いて行う非接触タイプであり、マスク着用でも計測可能であるため、飛沫感染は起こりづらく、被検者が直接触る箇所は限定されているため、接触感染予防は容易である。また一度に一人ずつしか計測できないため、集合場所や時間を工夫することにより、密になることを避けることが可能である。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度は、新型コロナウィルス感染症の影響で、計画していた調査が行えなかったため、研究を進展させることができなかった。このため、本年度が最終年度であったが、1年延長することとした。次年度は、新型コロナウィルス感染症に対する対策を万全にすることで、本年度に予定していた調査の実施、および医用画像読影におけるプロセスの分析を行う予定である。まず、本研究で使用する視線計測装置は赤外線を用いて行う非接触タイプであり、マスク着用でも計測可能であるため、飛沫感染は起こりづらく、被検者が直接触る箇所は限定されているため、接触感染予防は容易である。また一度に一人ずつしか計測できないため、集合場所や時間を工夫することにより、密になることを避けることが可能である。
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