研究実績の概要 |
0-1アルゴリズムを開始しさらに確定したプロトコールの遵守の徹底が行われた2015年以降の入院、外来データを抽出し、rule-out, observation, rule-inのDPCデータファイルを選択、データクリーニングを行っている。外来レセプト、様式ファイルから必要なデータ抽出を行っている。 1)2018/10月 上海でエキスパートミーティング開催。急性冠症候群の初療を専門とする各国の医師(ドイツ、台湾、シンガポール、韓国、中国、タイ、日本)が集まり0-1アルゴリズムをアジアで展開するための会議に参加。 2)2019年1月 アジア太平洋心臓病学会が主体となり第2回目のエキスパートミーティングがシンガポールで開催。台湾、シンガポール、ベトナム、UAEから参加した医師と会議。本年夏-秋までに同学会よりステートメントを発表予定。 3)2019年3月 日本循環器学会より急性冠症候群ガイドラインが発表され、初療に我々の論文(Shiozaki M, Inoue K et al International journal of cadiology 2017)が引用。 4)DROP-ACSレジストリ(UMIN000030668)から高感度トロポニンIを測定した患者を抽出し0-1アルゴリズムの有用性の確証論文を作成、現在英文校閲中。なお、同レジストリにはThailand Chiang Mai University Dr. Arintaya Phrommintikul, MDの追加参加が得られ、現在3カ国6施設で運営中。
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