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2020 年度 実施状況報告書

がん終末期における地域医療連携の質を評価するための新指標開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K09979
研究機関岩手医科大学

研究代表者

木村 祐輔  岩手医科大学, 医学部, 特任教授 (30364368)

研究分担者 青木 優子  岩手医科大学, 医学部, 助教 (70530062) [辞退]
鴻巣 正史  岩手医科大学, 医学部, 講師 (60458180)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード緩和ケア地域連携 / 緩和ケア質の評価 / 東北緩和ケアレジストリリサーチチーム
研究実績の概要

本研究は、がん終末期患者における地域連携の質を評価する新たな指標を開発することを目的として、がん終末期患者を対象に、東北6県におけるがん診療拠点 病院における緩和ケアの地域連携状況と、遺族調査による患者QOL評価との関連を解析し、緩和ケア地域連携の質を評価する新たな指標の開発を計画したもので ある。2019年度は、立案した研究計画の実効性を確認、更にブラッシュアップを行うために、東北地域において緩和ケアの主導的役割を担う医療機関を中心に研究チーム(東北緩和ケアレジストリリサーチチームと命名、岩手医科大学附属病院をはじめ、東北大学附属病院、秋田大学附属病院、山形県 立中央病院ほか)と 研究の方向性について議論を深めた。2018年度に研究の前段階として、リサーチチーム所属施設において、緩和ケア地域連携を行なった患者のレジストリシステムを構築する必要性が確認された。このことから、レジストリ主要登録項目(症状(ESAS)、緩和ケア病期(Phase of illness: PoI)、AKPS (Australian- modified Karnofsky PS) 、IPOS (Integrated Palliative Outcome Scale) を選定することとした。
2020年4月7日に岩手医科大学倫理委員会より、本研究の倫理申請が承認された(MH2020-003)。この結果を中央審査とし、東北レジストリリサーチチーム参加施設に研究の詳細につき改めて確認する予定であった。
しかし、2020年2月から始まった新型コロナウイルス感染拡大を受け、各参加施設において緩和ケア関係の臨床状況の変化(緩和ケア病棟の閉鎖、緩和ケア病棟のコロナ病棟への変換など)が生じたことから、研究開始ならびに研究遂行困難と判断し、2020年度は研究を休止している状態にある。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2020年2月から始まった新型コロナウイルス感染拡大を受け、各参加施設において緩和ケア関係の臨床状況の変化(緩和ケア病棟の閉鎖、緩和ケア病棟のコロナ病棟への変換、緩和ケアチームメンバーの新型コロナ対応)が生じたことから、研究開始ならびに研究遂行困難と判断し、2020年度は研究を休止している状態にある。

今後の研究の推進方策

2021年度は、新型コロナウイルス感染の状況にもよるが、研究参加可能な施設を改めて募り研究を開始する方向を探る。
しかし、感染状況によっては本研究の当初の予定(東北緩和ケアレジストリリサーチチーム)としての遂行は困難となる可能性も高い。その際には岩手医科大学附属病院単独で研究を行い結果を導く方向性も見据える。

次年度使用額が生じた理由

2020年2月から始まった新型コロナウイルス感染拡大を受け、各参加施設において緩和ケア関係の臨床状況の変化(緩和ケア病棟の閉鎖、緩和ケア病棟のコロナ病棟への変換、緩和ケアチームメンバーの新型コロナ対応)が生じたことから、研究開始ならびに研究遂行困難と判断し、2020年度は研究を休止している状態にある。
2021年度は、新型コロナウイルス感染の状況にもよるが、研究参加可能な施設を改めて募り研究を開始する方向を探る。
しかし、感染状況によっては本研究の当初の予定(東北緩和ケアレジストリリサーチチーム)としての遂行は困難となる可能性も高い。その際には岩手医科大学附属病院単独で研究を行い結果を導く方向性も見据える。

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公開日: 2021-12-27  

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