研究成果の概要 |
(A)ヒト生殖細胞作製に関する意識調査:一般市民3,096名を対象に質問紙調査を実施し、8割近くが当該細胞の作製を、約半数が受精を、1/4が子供の出産を許容すると回答した。過半数が基礎研究に、約2割が臨床応用に期待していた。(B)ゲノム編集技術に関する意識調査:一般市民4,424名と、ゲノム編集研究に携わる研究者98名を対象に質問紙調査を実施し、前者の方が後者より当該技術の利用に慎重なことが分かった。(C)人工生殖細胞やゲノム編集の倫理的課題に関するアウトリーチ・プログラムの開発:生殖細胞作製に関する90分の教材を作成し、一般市民を対象に、講義と小グループによるディスカッションを実施した。
|