研究課題/領域番号 |
18K10086
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
有澤 孝吉 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30203384)
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研究分担者 |
上村 浩一 兵庫県立大学, 看護学部・保健医療福祉系, 教授 (50346590)
釜野 桜子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 講師 (00612574)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | メタボリック症候群 / 代謝的に不健康な肥満 / 代謝的に健康な肥満 / がん死亡率 / がん罹患率 / コホート研究 / 栄養素パターン / 食事酸負荷 |
研究成果の概要 |
縦断的研究により、現在の日本人集団において、メタボリック症候群(MetS)、MetSの構成要素の数が多いこと、および高血糖が全がん死亡率の上昇と有意に関連していることを明らかにした。また、MetSは全がん罹患率の上昇とも有意に関連していることを明らかにした。 横断研究において、食物繊維、カリウム、ビタミン類摂取量の多い栄養素パターンがMetSの有病率と負の関連があること、一方、脂質、脂溶性ビタミンの多い栄養素パターン、および食事酸負荷としてのNet Endogenous Acid ProductionスコアがMetSの有病率と正の関連があることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、メタボリック症候群と心血管疾患死亡率・罹患率との関連は確立されているが、がん死亡率・がん罹患率との関連は一致した結果が得られていなかった。今回の研究では、現在の日本人集団において、メタボリック症候群および代謝的に不健康な肥満ががんの死亡率および罹患率上昇と関連していることを明らかにした。 また、メタボリック症候群の有病率と関連する食習慣を、栄養素パターンや食事酸負荷の面から解析し、明らかにした。これらの結果は、我が国において、メタボリック症候群やがんの一次予防対策を考える際の重要な基礎資料の一つとなることが期待される。
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