研究課題
本研究は既に構築している地域一般住民を対象としたコホート研究を基盤とし、加速度計による質の高い客観的身体活動量評価に基づき、身体活動量と慢性腎臓病との関連について明らかにすることを目的として実施した。 2021年度は、これまでに進めたデータ解析結果をさらに精査の上、共同研究者とともに論文の執筆を進め、英文誌への投稿を行い、論文は受理された。執筆した論文の概要は以下の通りである。客観的指標を用いて座位行動、身体活動を詳細に 測定し、腎機能との関連を検討した結果、女性では座位行動の長さが、男性では中・高強度身体活動時間の短さが腎機能の低下と関連しており、座位行動と中・ 高強度身体活動時間は腎機能低下を予防するための修正可能な要因となり得ることが示唆された。
すべて 2022
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
BMC Nephrology
巻: 3 ページ: 印刷中
10.1186/s12882-021-02635-0.