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2018 年度 実施状況報告書

社会状況の変化と個人状況の変化が健康と生活習慣に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 18K10114
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

柿崎 真沙子  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20580872)

研究分担者 村山 洋史  東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
田淵 貴大  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, がん対策センター疫学統計部副部長 (20611809)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード疫学 / 社会状況 / 生活習慣
研究実績の概要

本研究では「経済不況といった社会状況の変化によって健康や生活習慣は変化するのか、その影響は個人属性(雇用状況、教育歴、婚姻状況等)によって変わるのか」という点について明らかにするために、2005年に開始され、現在でも調査が継続されている厚生労働省による中高年者縦断調査のパネルデータを用いて、2005年以降の社会状況の変化(2008年の世界的不況、2011年の東日本大震災等)の影響および調査期間中の個人属性(雇用状況、教育歴、婚姻状況等)が健康や生活習慣にどのように影響しているのかを検討する。
初年度である2018年度は、厚生労働省より中高年者縦断調査のデータを入手し、解析のためにデータを整備した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初2018年度中には、①中高年者縦断調査のデータ入手:関連政省令の定めにそって、中高年者縦断調査を実施している厚生労働省にデータ入手の申請を行い、データを入手し、②データ構造の把握と基本特性の算出:解析のためにデータ構造を把握し、基本特性を算出するという予定であったが、代表者の2018年度後半の研究機関異動により、基本特性の算出までには至っていない。

今後の研究の推進方策

使用する中高年者縦断調査のデータ入手についてはすでに完了しており、解析のための整備もほぼ終了しているため、基本特性を算出し、2019年度に予定していた① 個人属性による影響分析:社会状況の変化前の個人属性による健康、生活習慣の変化を算出し、個人属性による健康、生活習慣への影響を一般化線形モデルで解析、② 時系列データの把握:2005年の第1回調査から各調査回の個人の属性変化および健康、生活習慣の変化を算出し、社会状況の変化そのものによる健康、生活習慣への影響を一般化線形モデルで解析、を引き続き進めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

当初購入を予定していた、高度な計算を行うパーソナルコンピューターを購入しなかったため。本年度は統計解析のため、高度な計算を行うパーソナルコンピューターを購入する予定である。

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公開日: 2019-12-27  

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