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2020 年度 実績報告書

がん医療チームにおける看護師の臨床判断力を基盤にした連携教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10140
研究機関千葉大学

研究代表者

眞嶋 朋子  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50241112)

研究分担者 岡本 明美  亀田医療大学, 看護学部, 教授 (20456007)
梅田 恵  昭和大学, 保健医療学部, 客員教授 (20522410)
楠 潤子  千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30554597)
増島 麻里子  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40323414)
長坂 育代  淑徳大学, 看護栄養学部, 准教授 (50346160)
渡邉 美和  東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 講師 (90554600)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード専門看護師 / がん看護 / 臨床判断
研究実績の概要

がん医療チームにおける看護師の臨床判断力を基盤にした連携教育プログラム」のため評価指標を作成することを目的とし、「がん医療チームにおける看護師の臨床判断力を基盤にした連携教育プログラム」のため評価指標の妥当性、重要性、実行可能性を検討した。対象者の概要①専門看護師28人②大学院生16人であり、1回目のアンケート回収率 100%であった。平均年齢 40.6才(29-52才)結果の概要 妥当性 I-CVIは0.91~1.0であった、妥当性のS-CVI/Aveは0.98であった。重要性の評価者平均は、0.87~1.00であった。妥当性 I-CVIが0.95未満の項目は、以下の4項目であった。「患者の問題の仕組みを説明する」、「問題が生じている状況を明瞭に表現する」、「患者の問題解決への要件を明示する」、「チームにおける自身の役割を認識し、その役割の範囲内で活動する」であった。重要性のI-CVIは0.91~1.0であった。実現可能性のI-CVIは0.84~1.0であった。
デルファイ2回目において、妥当性のS-CVI/Aveは0.96、重要性のS-CVI/Ave は0.97、実現可能性S-CVI/Ave は0.89 であった。1回目と同様妥当性、重要性の評価は高い値を示し、実行可能性は2項目が1回目よりも低かった(2-1患者の問題の構造を把握する、3 コミュニケーションをとって主治医の思考過程を推測する)。教育プログラムにおいては、「がん患者に生じている問題の全体像を多角的にとらえる」から「今後のより良い協働に向けて、自分自身の介入を評価する」等の評価指標を目標とした連携教育プログラムが作成可能であることが示唆された。また、課題を構造的にとらえる思考過程を強化すること、医師の診断プロセスを理解する教育内容を加える必要性が示唆され、これをもとに教育プログラムを作成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] がん医療 チームにおける看護師の臨床判断力を基盤にした連携教育プログラムのための評価指標の開発2020

    • 著者名/発表者名
      眞嶋朋子,國武由香里,松戸麻華,増島麻里子,楠潤子,渡邉美和,長坂育代,大塚知子,岡本明美
    • 学会等名
      第14回 日本看護科学学会学術集会

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公開日: 2021-12-27  

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