研究課題/領域番号 |
18K10179
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研究機関 | 令和健康科学大学 |
研究代表者 |
児玉 裕美 令和健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80584515)
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研究分担者 |
岡田 なぎさ 産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (20341521)
松井 聡子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (30710610) [辞退]
遠藤 淑美 鳥取看護大学, 看護学部, 教授 (50279832)
辻 慶子 令和健康科学大学, 看護学部, 教授 (60336188)
中田 光紀 国際医療福祉大学, 医学研究科, 教授 (80333384)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 看護師 / 疲労感 / 職業性ストレス / リラクセーション / 生理的指標 |
研究実績の概要 |
2019年度に、日本におけるリラクセーションを用いた看護師への支援に関する文献検討を行い、第4回国際ケアリング学会学術集会(2019.9.21-22)にて報告した。同年、看護師の疲労感・職業性ストレスの程度と看護師の背景との関連について、自記式質問紙による実態調査を行った。その結果、看護師の職業性ストレスは看護師の背景との関連はなく、健康状態に対する認識と関連していた。さらに半数以上の看護師が何らかの健康管理対策を実施していることが分かった。 2020年度は、上記実態調査について第40回日本看護科学学会(2020.12.12-13)にて報告を行った。その後、新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑みながら、2021~2022年にかけて研究対象者である看護師と対面にてリラクセーション法による介入および生理学的指標(血圧・脈拍・唾液アミラーゼ・自律神経バランス)のデータ収集および分析を行った。その結果、今回リラクセーション法として用いた漸進的筋弛緩法の1回のみの実施であっても自律神経活動そのものを活性化させる効果を認め、自律神経活動を多面的に評価することで、リラクセーション法による効果を客観的に捉えることができた。これらの結果について、第38回日本ストレス学会学術集会(2022.11.26-27)、第1回自律神経バランス学会(2023.2.9)にて報告した。 また研究成果について論文にまとめ、現在投稿中である。
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