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2018 年度 実施状況報告書

継続的なタクティールマッサージによる効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K10187
研究機関福井大学

研究代表者

上原 佳子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (50297404)

研究分担者 長谷川 智子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
北野 華奈恵  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
礪波 利圭  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (10554545)
出村 佳美  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)
安倍 博  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (80201896)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードタクティールマッサージ / 生理学的指標 / 心理学的指標 / 健康成人女性
研究実績の概要

本年度は【健康成人女性への継続的なタクティールマッサージの効果の検証】を実施する予定であったが、本研究の基盤となる、同じくタクティールマッサージの検証を行う基盤研究(C)【タクティールマッサージの生理学的指標による効果の検証】を期間延長申請し認められていたため、そちらの実施を優先したことから、本研究に関しては、予定していた実験は行わず、研究方法の見直しと情報収集、事前準備を実施した。
研究方法の見直し:先行研究の検討から、継続的なケアの実施による効果の検証をおこなっている文献を再度レビューし、それらを参考にして研究方法を再検討した。
情報収集:日本看護医療学会学術集会に参加し、本研究の基盤となる健康成人女性への単発実施によるタクティールマッサージの効果の検証に関しての示説発表を行い、他研究者と意見交換を行った。また、他研究者の研究発表や講演を聞き、情報収集を行った。
事前準備:研究計画書や実験参加者への説明書や同意書等の作成と、実施にあたり必要となる倫理審査委員会に提出するための書類の作成を行った。また、生理学的指標を測定するために必要な唾液分析検体容器の購入、心理学的指標とする心理質問紙の購入を行い、来年度は速やかに実験が開始できるようにした。また、実験参加者の都合にあわせて継続的実施をスムーズに行えるように、研究者が継続して自由に使用できる実験室を準備し、使用物品の購入や環境調整の手配を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

延長が認められた別の基盤研究(C)の実施を優先したため、実験を並行して実施することができず、本年度は研究方法の見直し、情報収集、事前準備で終了したため。しかし、優先して実施した研究はタクティールマッサージの効果の検証に関するものであり、本研究の基盤となるものであることから、研究計画に大きな影響はない。

今後の研究の推進方策

残りの2年間で、健康成人女性を対象としたタクティールマッサージの継続的実施による生理学的指標及び心理学的指標による効果の検証を行っていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

理由:本年度は、実験を実施せず、研究方法の見直しと、情報収集、事前準備を行ったため、実験参加者への謝礼の支出がなかったこと、実験実施に伴う追加の消耗品購入がなかったこと、唾液分析費用が生じなかったことにより残額が生じた。
使用計画:残額は来年度に実験参加者への謝礼や実験実施に必要な物品の購入、唾液分析費用に使用する予定である。

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公開日: 2019-12-27  

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