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2021 年度 研究成果報告書

継続的なタクティールマッサージによる効果の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10187
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関福井大学

研究代表者

上原 佳子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (50297404)

研究分担者 長谷川 智子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
北野 華奈恵  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
礪波 利圭  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (10554545)
出村 佳美  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)
安倍 博  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (80201896)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードタクティールマッサージ / 補完代替療法 / オキシトシン / コルチゾール / STAI / POMS2 / 成人女性
研究成果の概要

健康な成人女性を対象として,タクティールマッサージの効果を検証することを目的とした。成人女性24名に,3 回/週で4週間,計12回のタクティールマッサージ(タクティール条件)と, 比較のためタクティールマッサージを実施せず安静座位の保持(安静条件)を実施した。生理的指標として,唾液中オキシトシン,唾液中コルチゾール,心理的指標として不安(STAI)と気分(POMS2)を用いた。その結果,タクティールマッサージは,内分泌系においてオキシトシンを分泌させること,不安を軽減させることが示された。

自由記述の分野

基礎看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

補完代替療法は,患者のQOL やADL の向上を補う方法として,近年,医療機関や介護施設などで西洋医学と併用されるようになり,比較的安価なため医療費削減にもつながる。本研究により,タクティールマッサージの効果が明らかにできれば,補完代替療法として根拠をもって取り入れることができる。特にオキシトシンの分泌促進が明らかにできれば,自閉スペクトラム症児支援において,児の症状改善とともに養育者のQOL 向上,さらに児と養育者の愛着促進のはかれる簡便で継続的に実施できる方法として,タクティールマッサージ導入を推し進めることができる。

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公開日: 2023-01-30  

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