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2019 年度 実施状況報告書

訪問看護師に必要なフィジカルアセスメント能力-看護基礎教育で求められる教育内容

研究課題

研究課題/領域番号 18K10216
研究機関東京医療保健大学

研究代表者

横山 美樹  東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (70230670)

研究分担者 野崎 真奈美  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (70276658)
菱田 一恵  順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (00326117)
西村 礼子  東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (10757751)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード訪問看護師 / フィジカルアセスメント能力 / フィジカルイグザミネーション / 看護基礎教育
研究実績の概要

本研究の目的は、訪問看護師に必要なフィジカルアセスメント能力を明らかにし、新卒でも訪問看護師に必要な基礎的な知識、技術を獲得するために、看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント、臨床判断に関する教育内容・方法を検討することである。
この目的を達成するために、まず訪問看護師が実施しているフィジカルイグザミネーション、フィジカルアセスメントの現状やニーズを知る必要があると考えた。そのために2019年度は、第1段階として全国の訪問看護ステーションに勤務する訪問看護師を対象に、訪問看護業務で実際にどのようなフィジカルイグザミネーション技術を用いているのか、またフィジカルアセスメントに関する教育の受講の有無やその内容、訪問看護師として看護実践を行っている経験から必要だと考えるフィジカルイグザミネーションの技術、知識について、さらに看護基礎教育のフィジカルアセスメント教育に関する要望等に関して、実態を明らかにするための郵送調査を行った。郵送調査に先立ち、研究者で調査用紙の作成を行い検討を重ねた。その後研究者の所属する大学の研究倫理審査を経て、郵送調査を実施した。
具体的方法として、全国訪問看護事業協会による、現在開業している訪問看護ステーションの施設から1000施設を無作為抽出し、代表者宛に調査の目的、方法を説明した調査依頼書と調査用紙(各施設2部)を同封し、郵送した。2019年度は、郵送調査を実施したところまでであり、これからデータの入力、分析を行うところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

主に研究を推進する役割の研究代表者ともう1名の教員が在籍する大学の状況(欠員が出てしまう状況が発生した)により、大学での教育、管理業務に労力が必要となったために研究を進めることが難しく、郵送調査にとりかかるのが遅れてしまったため。

今後の研究の推進方策

2020年度夏までに郵送調査の結果の分析を終え、その結果をふまえ、第2段階の訪問看護師対象のインタビュー調査の準備を行う予定である。インタビュー調査は、分担研究者も含め各研究者で分担して実施し、対象者の確保ができるように研究を進める予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究実施が遅れたことにより、当初予算の人件費・謝金の使用が次年度に繰り越されたことによる

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公開日: 2021-01-27  

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