研究実績の概要 |
本研究の目的は,看護実践の場において使い捨ての化繊タオルを用いた清拭が快適であるためのエビデンスを探求することである。具体的には,清拭素材である化繊タオルの生地表面にどの程度の凹凸が主観的,客観的に心地よさが感じられるかを追究し,清拭ケアキッドの開発を目指すものである。研究成果については,2020年度は学会発表1件,論文投稿1件2022年度では論文を1件投稿した。2023年度には以下の英語論文を投稿した。Comparison of Effects of Complete Bed Baths Using Different Towel Materials: Cotton and Synthetic, International Journal of Nursing & Clinical Practices Vol.10:377.The Effects of Complete Bed Baths Using Towels with Different Surface Properties - Comparison of Gauze and Synthetic Towels -International Journal of Nursing & Clinical Practices Vol.11: 390. 2019年度からコロナの影響で臨床でのデータ収集ができない状況であったことから,清潔ケアキッドの開発までには至らなかった。それでも,最終的な成果については,これまで蓄積してきたデータをもとに英語論文を投稿し一定の結論が出せた。
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