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2019 年度 実施状況報告書

慢性疾患患者の自己管理継続支援のためのウェブアプリケーションの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 18K10254
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

米倉 佑貴  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (50583845)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードアプリケーション開発 / 慢性疾患 / 自己管理
研究実績の概要

慢性疾患患者は家庭,職場,社会における生活に治療を組み込んだ生活の管理が求められるが,必要な支援を継続的に受けられず疾患が悪化したり,失業や離婚等生活が破綻してしまう者も少なくない.患者の自己管理を支援するプログラムは地理的・時間的制約から十分に普及しておらず,プログラムを受講したとしてもその後効果が持続しない等の課題がある.こうした課題の解決のため,本研究ではインターネットを利用して他の患者とのコミュニケーションを図り,定期的な目標を設定し評価する機会を提供するアプリケーション(以下アプリ)を開発し,その効果を評価することを目的としている.
2019年度は2018年度に実施したニーズ調査のデータを分析し,アプリに必要な機能の詳細を検討した.また,開発にあたって必要なライセンス契約の締結や開発業者の検討した.アプリに必要な機能の詳細の検討結果に関する報告をInternational Conference on Communication in Healthcare(ICCH 2020)の演題として応募した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初は2019年前半にアプリの開発を終了する予定であったが,アプリ開発のためのライセンス契約が大幅に遅延したため開発に着手できなかった.

今後の研究の推進方策

現在アプリ開発の委託先を検討中であり,2020年6月までに委託先を決定,2020年8月頃までに試作版を完成させ,2020年9月以降に慢性疾患患者を対象としたパイロットテストを行う.また,試作版の開発過程についての発表をInternational Conference on Communication in Healthcare(ICCH 2020)にて行う.

次年度使用額が生じた理由

当初は2019年前半にアプリの開発を終了する予定であったが,アプリ開発のためのライセンス契約が大幅に遅延したため開発に着手できず,次年度使用額が生じた

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公開日: 2021-01-27  

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