変革期における病院の組織デザインの概念構築を目的に、2018年度は前年度の予備調査結果を整理した。予備調査とは全国の500の急性期病院に質問紙調査を実施,135病院から回答があった。過去5年間で新たなニーズがあった病院は69病院、そのうち64病院は、ニーズに応じて新たな部門を立ち上げた。2019年度には看護部長9名にインタビューを実施した。日本では、診療報酬改定により病院の収入を確保するため新たな部門やサービスを立ち上げていた。2023年度は、海外の看護管理者8名インタビューを行った。COVID-19の影響もあり、看護管理者はいかにスタッフのモチベーションを維持するか様々な工夫がされていた。
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