研究課題/領域番号 |
18K10260
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 ゆか (大須賀ゆか) 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (70363736)
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研究分担者 |
長崎 由紀子 愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (10737977)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 抗菌薬 / 看護実践 / 教育 / AST/ICT活動 |
研究実績の概要 |
研究課題1と研究課題2のひとつとして,2019年度に全国の特定機能病院,がん診療拠点病院,300床以上の地域医療支援病院629病院に対し,2つ質問紙調査を依頼した。質問紙調査1では,研究協力の承諾が得られた173病院の病棟看護師681名を対象に調査を実施した。質問紙調査2では,研究協力の承諾が得られた175病院の感染管理看護師175名を対象に調査を実施した。データの集計と分析を終了し,学会発表・論文投稿の準備中である。また,研究課題2の全国看護系大学における抗菌薬に関する教育内容の調査を検討している。質問紙調査1と質問紙調査2の調査内容の概要は,以下の通りである。 【質問紙調査1:抗菌薬療法(静脈注射)に関する看護実践と教育の現状】質問紙の回収数は381,回収率は55.9%であった。調査内容は,施設特性・個人属性関する項目(6項目),抗菌薬の準備に関する項目(4項目),抗菌薬の投与に関する項目(16項目),抗菌薬濃度測定の採血に関する項目(6項目),抗菌薬の治療効果・副作用のアセスメント関する項目(6項目),抗菌薬に関する教育についての項目(17項目)であった。 【質問紙調査2:抗菌薬療法(静脈注射)に関する職員教育とAST/ICTにおける活動の現状】質問紙の回収数は139,回収率は79.4%であった。調査内容は,施設特性・個人属性関する項目(12項目),抗菌薬に関する教育・指導の必要性の認識(17項目),抗菌薬に関する教育・指導の実施経験の有無(17項目),AST/ICTでの活動(21項目)であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究課題2の全国看護系大学における抗菌薬に関する教育内容の調査を検討しているが,教育機関では新型コロナウイルス感染症への対応が最優先であり,調査票の作成が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
すでに終了した調査結果については,2020年度中に学会発表と学術雑誌への論文投稿を行う。 研究課題2の全国看護系大学における抗菌薬に関する教育内容の調査については,10月を目途に調査を実施し,2020年度中にデータ集計と分析を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
全国看護系大学を対象とした調査が遅れており,質問紙の印刷・郵送費,データ入力の謝金等の経費を未使用のため。
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