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2023 年度 研究成果報告書

高齢糖尿病患者のアクセプタビリティを考慮した生活習慣改善の橋渡し研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10269
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関京都大学 (2023)
公立小松大学 (2018-2022)

研究代表者

森川 浩子  京都大学, 医学研究科, 研究員 (10313743)

研究分担者 任 和子  京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
北田 宗弘  金沢医科大学, 医学部, 准教授 (40434469)
古家 大祐  金沢医科大学, 医学部, 客員教授 (70242980)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード高齢者糖尿病 / 老年症候群 / 糖尿病発症・重症化予防 / 糖尿病自己管理 / アクセプタビリティ / 生活習慣改善 / 動機づけ面接 / 橋渡し研究
研究成果の概要

わが国は、高齢化の進行に伴い、高齢者糖尿病の更なる増加が予想される。高齢者糖尿病では、糖尿病合併症の重症化とともに、老年症候群により、要介護・QOL低下・死亡リスク増加がおこる。本研究では、米国疾病予防対策センターが開発した糖尿病重症化予防を目指した『Prevent T2』に着目し、医療的介入と連携したライフスタイルコーチ訓練について米国において受講した。壮年期においては、肥満解消による体重減少は効果的であるが、高齢者糖尿病では、サルコペニア・骨密度低下などの問題が惹起される。高齢者糖尿病におけるアクセプタビリティを考慮し、食事・運動を中心とした生活習慣改善が求められている。

自由記述の分野

看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、超高齢化のわが国において、高齢者糖尿病の更なる増加と重症化に伴う要介護・QOL低下・死のリスクを軽減し、高額医療費を抑えることを目指している。 米国ではCDC(疾病管理予防センター)によるNational Diabetes Prevention Program が開発され、生活習慣改善のための事業が行われてきた。しかし、高齢者糖尿病では、糖尿病合併症の重症化や、老年症候群により、食事・運動などの自己管理能力の習得が困難な患者も多い。また一方では、約1億人の耐糖能異常者に対する医療資源は不足しており、費用対効果や利便性に配慮したオンライン教育など、多様なアプローチが求められている。

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公開日: 2025-01-30  

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