| 研究課題/領域番号 |
18K10276
|
|---|
| 研究機関 | 関西医科大学 |
|---|
研究代表者 |
橋本 理恵子 関西医科大学, 看護学部, 講師 (90761130)
|
|---|
| 研究分担者 |
鈴木 志津枝 兵庫医療大学, 看護学部, 教授 (00149709)
今井 芳枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
青木 早苗 関西医科大学, 看護学部, 准教授 (40516168)
寺町 芳子 大分大学, 医学部, 客員研究員 (70315323) [辞退]
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
| キーワード | がん患者 / 就労 / 経済的問題 / 多職種連携 / 早期スクリーニングシステム |
|---|
| 研究実績の概要 |
本研究は、がん患者の就労や経済的問題に関して多職種で協働してスクリーニングを行い適切なサポートを継続していくシステムを開発することである。
昨年度は、がん患者の支援を行っている医療従事者が、がん患者の就労、経済的問題について行っている支援について分析を行った。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、治療を受けているがん患者の就労や経済的問題の状況と患者が求める支援、受けた支援内容を明らかにするためのインタビューの実施が困難であった。そのため、患者へのインタビュー調査を断念し医療職者の視点からの分析を活用しスクリーニングシステムの検討を行った。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症拡大により、研究計画遂行に伴う研究協力施設、研究協力者への負担をかけられない状況が続き、研究の実施継続が困難であった。また研究者研究に集中できる時間が充分に確保できなかったことも、研究が進まなかった要因の一つといえる。
|
| 今後の研究の推進方策 |
医療従事者（医師、ソーシャルワーカー、看護師）の分析データ、がん患者の就労や経済的問題に関する文献検討をもとにがん患者の就労や経済的問題に関する早期スクリーニングシステムを考案する。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ感染症拡大に伴い研究遂行に遅れが生じ、次年度、論文投稿を行う見通しとなったことがあげられる。
|
