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2018 年度 実施状況報告書

関節リウマチ患者の関節破壊評価による関節保護対策と看護プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10284
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

佐伯 良子  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (50568300)

研究分担者 村上 孝作  京都大学, 医学研究科, 助教 (70599927)
小柴 賢洋  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70301827)
佐浦 隆一  大阪医科大学, 医学部, 教授 (10252769)
西田 直子  京都学園大学, 健康医療学部, 教授 (80153881)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード関節破壊 / 関節保護 / 関節リウマチ / 看護介入 / 関節機能障害
研究実績の概要

本研究は、関節リウマチ患者の関節破壊に対する関節破壊抑制を目指し、関節破壊破壊評価を用いた関節保護対策と看護プログラムの開発を目的としている。
そのために①関節破壊関節リウマチ患者の関節破壊の進行状態を明らかにする。関節破壊評価法( modified total sharp score: 以下mTSS)を用いた手関節の関節破壊の評価、質問紙調査②関節破壊と関連要因の詳細な分析、③関節保護プログラムの実施後調査の検討を計画している。
コントロール群を設定しない1群間の関節保護プログラム実施前後を比較する研究デザインで行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

平成30年度は、サンプルサイズの設計や研究デザイン等の検討に時間を要し、調査予定施設における調査の内諾は得られているが、関節保護プログラムの内容、実施方法の検討を行なっている。
過去の調査データにおいて調査対象施設のリウマチ患者の関節破壊の変化量と集団の背景などの要約統計を行なった。寛解と低疾患活動性を示していたのは50%とやや少なく、中疾患活動性が多いことが示された。年間mTSS変化量(手足関節)は0.5であり標準的な経過であることが確認できた。バイオ有無やバイオ種類別では関節破壊量に差は見られず、ベースラインDASの違いにおいては疾患活動性が高かった群の方が、低かった群に対して関節破壊量が有意に大きいことが確認できた。
次年度の介入調査に含める質問紙項目についての示唆を得ることができた。

今後の研究の推進方策

データの収集、整理を行い、介入前の関節破壊の評価を行う。関節破壊評価を用いて介入研究を進めるために、関節保護プログラムの決定、教育方法の検討を行い、プログラムを構築する。

次年度使用額が生じた理由

平成30年度の計画が遅れいるため、調査にかかる経費、旅費、人件費が未使用となったため、次年度の使用額が生じている。次年度は、分担者追加、調査、人件費、研究調整会議を複数持つ必要があるため、そのための旅費として使用する予定である。

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公開日: 2019-12-27  

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