研究課題/領域番号 |
18K10290
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
松本 文奈 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60735603)
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研究分担者 |
林 直子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30327978)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 外来看護 / 慢性期看護 / 看護師教育プログラム / ジェネラリストナース / 尺度 / 看護実践力 |
研究実績の概要 |
医中誌、CiNiiを用いて、外来看護師の実践力およびジェネラリストナースの実践力に関する研究論文の検索を行った。最新の知見をまとめるため、期間は2010年度から現在までとし、約30件の論文を対象とした文献検討を実施している。詳細なレビュー結果は現在分析中である。また、併設病院の外来部門で取り組まれている外来看護検討会に所属し、最新の外来診療に関する情報共有、臨床課題の検討に取り組み、臨床で期待されるジェネラリストナースの役割や能力について、当該検討会メンバーと意見交換を行い、外来で勤務するにあたり期待される役割・能力について検討を進めている。これらから、一般外来に勤務するジェネラリストナースの看護実践の内容、期待される看護活動の実態を把握する予定である。 併せて、併設病院の外来において、専門性の高い看護を提供している看護師10名(専門看護師、認定看護師、看護管理者)に、ジェネラリストナースが実践している看護活動のうち、自身が優れていると感じたエピソードについて、インタビュー調査を行った。現在、外来看護に精通した研究者とともに、調査結果を質的に内容分析している。その後、外来に勤務するジェネラリストナースに特徴的な看護実践について、検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
文献検討などの分析が遅れており、外来看護実践力についての原案作成に着手できていない。そのため、アイテムプール作成のためのインタビュー調査の研究計画書作成に着手できていない。
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今後の研究の推進方策 |
早々に研究代表者が原案を作成し、今年中に、外来看護に係る実践家、有識者による内部一貫性および妥当性の確認に進む予定である。併せて、アイテムプール作成のためのインタビュー調査の研究計画書を作成し、倫理審査に申請する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
文献検討に関する資料の購入を今年度実施する。
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