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2021 年度 実施状況報告書

ICTを活用したうつ病者家族支援システムの構築と評価

研究課題

研究課題/領域番号 18K10294
研究機関同志社女子大学

研究代表者

木村 洋子  同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (40280078)

研究分担者 田嶋 長子  大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (60150992) [辞退]
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードうつ病 / 家族支援 / 心理教育 / ICT
研究実績の概要

本研究の目的は従来対面集合型で実施してきたうつ病者家族を対象とした小規模な心理教育プログラムをICT(Information and Communication Technology: 以下,ICTと示す)を活用した家族支援システムを開発・構築し,広範囲に実施・評価することである.
ICTを活用した家族支援システム(案)について,「うつ病者家族が日常生活の中に取り入れやすいICTを活用した支援のあり方について」について調査を継続し,さらなる対象者を募っているところである.さらに,「看護職者必要と考えるうつ病者家族支援とICTを活用した支援のあり方」について同じく調査を継続しているところである.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本来であれば,うつ病者家族や家族を支援する医療従事者等の視点から,うつ病者家族の支援について再考し,本システムの「使い心地」等について調査を行い,結果に基づいたシステムの修正を行う予定であったが,一昨年来から続く新型コロナ感染症の蔓延等により,計画通りに進んでいない.

今後の研究の推進方策

ICTを活用した家族支援システム(案)について,うつ病者家族の視点,家族を支援する医療従事者等の視点の両方から,うつ病者家族支援のあり方について再考し,システムの「使い心地」を検証し,修正する予定である.

次年度使用額が生じた理由

新型コロナ感染症の蔓延等により.当初予定していた調査等が進まなかったため.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ICTを活用したうつ病者家族支援システムの試作2021

    • 著者名/発表者名
      木村洋子 田嶋長子
    • 雑誌名

      同志社女子大学 学術研究年報

      巻: 72 ページ: 113-116

    • 査読あり
  • [学会発表] ICTを活用したうつ病者家族の支援システムの構築2021

    • 著者名/発表者名
      木村洋子 田嶋長子
    • 学会等名
      日本うつ病学会

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公開日: 2022-12-28  

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