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2018 年度 実施状況報告書

活動量計を用いた手術を受けた患者の術後の身体活動の実態及びモデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K10323
研究機関文京学院大学

研究代表者

鹿原 幸恵  文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (00739617)

研究分担者 中村 由美子  文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (60198249)
浜端 賢次  自治医科大学, 看護学部, 准教授 (80287052)
川鍋 紗織  文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (60553550)
今井 亮  文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (50739597)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード周手術期 / 活動量 / ADL / 術後疼痛 / 術後回復期 / 小児 / 成人 / 活動量計
研究実績の概要

本研究では活動量計を用いて小児及び成人の患者の手術後の身体活動とADLの関連を明らかにするために、活動量とそれに影響する要因を調査しエビデンスのある術後の看護支援を検討していく事が目的である。
平成30年度は対象者の年齢と疾患および手術内容、調査用紙の検討を行った。
調査用紙は対象者の属性と術式(性別、年齢、身長、体重、疾患名、術式)、術後の身体状態(痛み、鎮痛剤の使用、術後の経過、安静度などの活動に関する医師の指示、術後合併症や症状、食事摂取量、排泄状況、在院日数)、尺度(DISC‐21、自己効力感尺度)から構成される。また、活動量計を用いた量的研究実施に向けて、先行文献の精読及び調査機器の検討を行った。
所属機関の倫理審査委員会への申請を行い、該当施設の倫理審査委員会への申請準備をしている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究実績の概要でも述べたように、小児と成人の手術後の活動量やそれの影響要因を調査するにあたり、小児の先天性の疾患と成人の疾患の検討が必要であり、また小児の術後のADLを測定する尺度もないため、平成30年度は文献検討と研究デザインの構成を中心に実施した。
以上の理由により「やや遅れている」状態であると判断した。

今後の研究の推進方策

対象者が小児の該当施設は2病院、成人の該当施設は2病院である。今後、これら該当施設の倫理審査委員会へ申請し、小児及び成人それぞれ各100ケースのデータ収集を行い、量的研究を実施する予定である。
当初の計画よりデータ収集の開始時期は遅れるものの、構造方程式モデリング手法を用いたモデルの構築には時間的な余裕をもっており、平成31年度の上半期においてデータ収集と分析を行い、下半期でモデルの構築に取り掛かる予定である。

次年度使用額が生じた理由

平成29年度では予定通りパソコンを購入したが、予定価格より安く購入することができたため。平成30年度では尺度の購入が予定外の経費となるため、尺度の購入費に充てていく。

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公開日: 2019-12-27  

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