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2018 年度 実施状況報告書

造血細胞移植後に慢性GVHDを発症した患者の支援プログラムの有用性と評価

研究課題

研究課題/領域番号 18K10326
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

細田 志衣  聖路加国際大学, 聖路加国際病院, 看護師 (50709491)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード慢性GVHD / 看護プログラム / 心理社会的サポートニーズ / セルフマネジメント
研究実績の概要

本研究は、造血細胞移植後に慢性移植片対宿主病(以下、慢性GVHD)を発症し、外来通院を継続している患者が、研究者が開発した看護プログラムを提供し、評価を行うことを目的としている。
2018年度は、看護プログラムに関するシステマティックレビューを行い、看護プログラムの内容と評価指標の修正と検討を行った。
同時に、フィールドでの事前研修の中で、慢性GVHDを発症した患者の診療や看護師の面談に同席し、医師や看護師と意見交換を行い、実行可能性を検証した。
研修後、看護プログラムで用いる教材の洗練化を行った。プログラム内容、評価指標、教材作成にあたり、看護の介入研究に関する専門家と疫学研究の専門家、医学系研究の専門家等と意見交換を行い、修正と検討を重ねた。その後、研究倫理審査を受け承認を得て、介入研究開始の準備を進めた。
2019年度は、フィールドとの調整を進めながら、研究対象者のリクルートと看護プログラムの提供を開始する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2018年度は、看護プログラムの教材開発および、フィールドとなる施設での研究倫理審査を受け承認を得ているが、データ収集は開始できていない。
2019年度はデータ収集を開始する。年度内に対照群および介入群各20名のリクルート、データ収集を計画している。

今後の研究の推進方策

2019年度は、フィールドで介入研究を開始する。担当医師や看護師と綿密に調整を行い、対象者の診察、検査、通院などに支障をきたさないように進める。さらに対照群に対するアンケート調査の依頼や調整は、研究補助者と役割分担を行いながら、計画的に進める。

次年度使用額が生じた理由

当該年度は看護プログラムで用いる教材の冊子作成ならびに評価指標の尺度利用権を形状した。次年度より介入研究を開始するため、フィールドまでの旅費、研究対象者への研究参加に対する謝礼、研究補助者の人件費を計上している。

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公開日: 2019-12-27  

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