• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

看護実践過程の構造に基づく習熟度に合わせた人工呼吸器ケア教育支援モデルの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K10347
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関兵庫県立大学 (2020-2023)
神戸大学 (2018-2019)

研究代表者

築田 誠  兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (40617594)

研究分担者 宮脇 郁子  神戸大学, 保健学研究科, 教授 (80209957)
福田 敦子  神戸大学, 保健学研究科, 講師 (80294239)
正垣 淳子  神戸大学, 保健学研究科, 助教 (80725987)
本田 順子  兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 教授 (50585057)
茅野 友宣  兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (70438258)
伊東 由康  兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (10867667)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード人工呼吸器 / 看護実践 / 教育プログラム / 看護過程 / e-learning
研究成果の概要

安全で質の高い人工呼吸器ケアを実践するための教育プログラム作成に向けて,人工呼吸器を装着した呼吸器ケアの概念分析を行い,看護師が実践する人工呼吸器ケアの看護実践過程を明らかにした。まず,人工呼吸器ケアに関する,思考過程を含めた看護実践過程を網羅した看護実践過程調査票案を作成し,信頼性・妥当性を検証した。項目内容は,急性・重症患者看護専門看護師,集中ケア認定看護師の実践を基盤とした。次に,人工呼吸器ケアに関する看護実践過程の共分散構造分析を行い,看護師の背景要因の検討を行った。さらに、評価項目の精選を行い,11因子71項目の評価票を作成し,因子ごとの教育プログラムを作成した。

自由記述の分野

急性期看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人工呼吸器装着患者への呼吸器ケアは,Ventilator Bundleを基本指針としており,集中治療領域でのケアを前提としている。しかし,昨今の医療の高度化と,在宅医療への推進に伴い,療養する領域は拡大し,その領域に特化したケアを追加する必要がある。また,各領域で実践する医療従事者の知識と経験も不足しており,安全な医療を担保する必要性は益々増加した。今回作成した評価票と教育プログラムは,COVID-19パンデミック中であったこともあり,人工呼吸器装着患者への看護実践内容とその構造について,看護師の習熟段階よる弁別と,それらを継続的に教育実装するための教育方法を明らかにすることができた。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi