非構造化面接によって自殺企図歴がある患者(以下、自殺企図者)の体験と、自殺企図者が捉えていた支援内容を明らかにしたが、同時に自殺企図者の「生きづらさ」が浮き彫りとなった。この状況を踏まえ、自殺企図者の地域移行支援における課題の抽出を試みたが、自殺企図者の地域移行支援を阻む要素として多職種連携が機能しない要素が大きいことが分かり、当初の研究計画を一部見直すことにした。 最終年度前年度応募研究課題が採択されたため、本研究計画を2021年度基盤研究(C) 21K10728へ発展させ、自殺企図者の「生きづらさ」に対応する多職種協働支援のあり方を系統的に明らかにすることにした。
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