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2019 年度 実施状況報告書

糖尿病足病変による中足骨切断患者の歩行分析と生活の質に影響する要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K10363
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

山本 亜矢  慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 講師 (20815047)

研究分担者 深堀 浩樹  慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (30381916)
牛山 潤一  慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (60407137)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード糖尿病足病変 / 歩行分析 / 足底装具 / 足圧
研究実績の概要

当初、研究プロトコル作成において主要評価項目に「足圧」を挙げていた。しかし、文献レビューにおいて、足圧に関するエビデンスが少ないことが示され、改めて足圧を主要評価項目に挙げるかどうか検討を行った。足圧測定に使用する足底装具の素材によって、足圧に差があると考え、「糖尿病足病変の予防に必要な足底装具(インソール含む)の素材と足圧の関連」について文献レビューを行った。レビューの結果、足圧測定に使用する足底装具の素材についてと足圧の関連について、明確な根拠を示すものはなく、足圧測定に使用した測定器も研究によりばらつきがみられた。そこで、「足圧」は本研究における主要評価項目からは外すことを決定した。この結果を基に本研究プロトコルの再修正を行った。
また、上記文献レビューの結果は、第11回日本下肢救済・足病学会学術集会にてポスター発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当初、研究プロトコルの主要評価項目に足圧を含んでおり、足底圧分析装置開発が別途必要であると考え、改めて足底装具の素材と足圧の関連について文献レビューを行うこととした。結果として、足底装具の素材と圧力の関連について示唆は得られなかったため、研究プロトコルの再検討が必要となり、当初の研究予定より遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

次年度は、研究プロトコルの再作成と所属組織・調査対象施設での倫理審査委員会への申請を行い、研究研究プロトコルに基づき研究を実施する予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究計画遅延に伴い、研究実施に至らなかったため研究分担者や研究連携者、研究施設での打ち合わせ等の費用(会議費・交通費・人件費等)の使用に至らず、次年度使用額が発生した。
次年度は、すでに研究プロトコルの再作成ならびに倫理審査を行い、プロトコルに基づいた研究を実施し、研究費を使用する計画である。また、今年度学会発表を行った文献レビューを海外ジャーナルに投稿する予定であり、文献校正費と投稿費も使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 糖尿病足病変予防における足底装具の素材と足圧との関連:文献検討2019

    • 著者名/発表者名
      山本亜矢,寺部雄太
    • 学会等名
      第11回日本下肢救済・足病学会学術集会

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公開日: 2021-01-27  

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