潰瘍性大腸炎とクローン病に代表される炎症性腸疾患は、若年者に多く発症する難治性の腸疾患である。セルフケアを支援するツールとして開発したポートフォリオアプリケーションソフトをさらにバージョンアップし、デザインの変更、患者への使用説明書の作成、Youtube動画の作成、ホームページの開設を行い、入院患者を対象としたセルフケア看護支援プログラムの準備を進めていた。 しかし新型コロナウィルス感染拡大のため、研究者が病棟に入ることができなくなり、研究が中断した。そこで新たな研究課題「オンライン診療と看護を組み合わせた炎症性腸疾患患者に対するセルフケア支援の構築」に引き継いだ。
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