研究課題/領域番号 |
18K10379
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
長谷川 ともみ 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (80262517)
|
研究分担者 |
大黒 徹 北陸大学, 薬学部, 教授 (80291409)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | Genital Herpes / suppressive therapy / Sexual health / stigma / counseling / breast feeding |
研究成果の概要 |
本邦におけるHSVの型別診断は臨床的に行われておらず、Ⅰ型かⅡ型か不明なため、ヘルペス感染症発症時においては抑うつ状態になりやすく、QOLの低下が報告されている。また、授乳中の無症候性排泄による母子水平感染に対する極度の不安を持つ女性が存在し、安心して育児が行えないとの訴えもある。今回これら患者に対して、HSVの定量(無症候性排泄を含む)、型別診断を行い、患者のセクシュアル・ヘルスの向上と安全・安心な育児を支援するため、実態調査から何が対象者にとって大きな不安材料になっているのかを探索し、予防対策を提案することが本研究の学術的背景と研究の核心となる学術的な問いである。
|
自由記述の分野 |
生涯発達看護学関連
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦におけるヘルペス感染症発症時において患者の抑うつ、QOLの低下ひいては自殺企図も報告されている。また、産後、無症候性排泄による母子水平感染に対する極度の不安を持つ女性が存在し、安心して育児が行えないとの訴えもある。今回これら対象者に対して、カウンセリングと自己検体採取法を用いて、HSVの定量、型別判定を行い、安心した育児を支援するための実態調査および予防対策を提案することが本研究の目的である。
|