研究課題/領域番号 |
18K10387
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
種吉 啓子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (80352053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 子ども / 登園渋り |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、「登園渋り」の現状を明らかにして、幼児期にある子どもと働く両親に寄り添う視点から支援を検討をすることである。 2019年度は、保育所に通園する子どもの保護者を対象に「お子様が登園渋りをされたことがありますか。またその際の状況や気づいたきっかけについてお聞かせ下さい」「お子様が登園渋りをされた際、どのように対応をしましたか。困ったことなどがあればお聞かせ下さい」など、「登園渋り」の現状とその際の対応が明らかになるような質問をするインタビュー調査を遂行した。しかし、COVID-19の影響にて調査に遅れが見られていたこと、さらにそれに伴い調査方法の検討が必要であったことから、2020年度は調査方法の見直しを行い、インタビュー調査をオンラインにて追加実施した。その結果、貴重なデータを得ることができたので、早急に結果をまとめたいと考える。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の影響により、対面でのインタビュー調査ができないことで、調査方法の見直しがなされたため、遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
追加で行ったインタビュー調査から得られたデータを早急にまとめるとともに、インターネット調査を利用して行う大規模調査に着手できるように準備を進めたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初は、インターネット調査を利用して行う大規模調査を予定していたが、COVID-19の影響により、前年度のインタビュー調査に遅れが生じていたため、今年度はインタビュー調査を行った。そのため、使用額に相違が生じた。2021年度は、インタビュー調査で得られたデータの分析を早急に進め、大規模調査を行うための準備に取りかかりたい。
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