保育所での小児がん経験のあるお子さんの受け入れは、通常の日常生活を過ごせることを前提に行っている。しかしながら、感染予防や他児への配慮など、留意する点もあり、看護職が多職種の職員と協働して、子どもの成長発達や健康面等の支援体制を整えていく必要がある。研究結果から、保育所の看護職の小児がんの子どもの受け入れ経験が少ないことが示唆され、また経験者からは支援内容を明らかにした。 保育所での小児がんの子どもやご家族のQOL向上のためには、園内のみならず園外の関係職種との連携体制を整える必要性が示唆された。
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