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2023 年度 実績報告書

小児がんの子どもへのインフォームド・アセントに関する看護介入モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K10431
研究機関湘南鎌倉医療大学

研究代表者

米山 雅子 (中林雅子)  湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 准教授 (10363847)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード小児がん / インフォームド・アセント / 看護介入モデル
研究実績の概要

本研究は、小児がん患者にインフォド・アセント(IA)を得るかかわりの実態を明らかにし、看護介入モデルの構築に向け、169施設に勤務する小児がんの子どもへのかかわり経験のある小児看護臨床経験5年目以上の看護師を対象にQR読み込み式アンケート調査を実施した。アンケートは、【基本属性(年代、性別、教育背景、臨床経験等)】【子どもへの認識】【勤務施設の概要、勤務部署、専門職者の有無】【かかわる子どもの特徴(年代)】【小児がんの子どもへのIAへの関わりの頻度】【ガイドラインの有無】【他職種との連携の程度】【IAを得るケア場面の頻度】【IAへのかかわりの実施頻度(5件法)】【IAへの関わりと重要度(5件法)】から構成され、54施設の看護師166名(女性150名、男性16名)から回答が得られた(回収率53.7%)。
最終年度となる2023年度は、回答者の背景とかかわりへの重要度、および実施度との関連を分析した。
結果、IAへの重要度について有意差が認められた項目は、個人属性では【年代】【日々ケアしている子どもの発達段階】【IAの教育を受けたかどうか】【IAの教育を受けた場所】【IAのガイドラインやマニュアルの有無】【IAに関わる頻度】【かかわる発達段階】、【子どもへの認識】であり、実施度(「いつもしている」と回答)については、個人属性では、【年代】【最終学歴】【施設】【IAガイドラインの有無】【IAへのかかわりの頻度】【子どもへの認識】との間で有意差が認められた。重要と認識するIAのかかわりは[IA前]1項目、[IA中]6項目、[IA後]5項目、IAマニュアルの有無で実践に有意差が認められたかかわりは[IA前]7項目、[IA後]8項目であった。
2022年度解析したCS分析の結果も踏まえ、IAへのかかわりとして強化を要する10項目を踏まえモデルに盛り込み試案を作成した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Factors Influencing Recognition of Importance of Interaction to Obtain IA from Children with Cancer in Japan.2023

    • 著者名/発表者名
      Masako Yoneyama.
    • 学会等名
      55th congress of the International Society of Pediatric Oncology(SIOP)
  • [学会発表] Factors Influencing Interactive Practices to Obtain IA from Children with Cancer in Japan Factors Influencing Practices Related to IA from Children with Cancer in Japan2023

    • 著者名/発表者名
      Masako Yoneyama
    • 学会等名
      55th congress of the International Society of Pediatric Oncology(SIOP)

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公開日: 2024-12-25  

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