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2020 年度 実施状況報告書

『離島の子育て“届ける”支援プロジェクト』 ~村・医・学連携システムの構築~

研究課題

研究課題/領域番号 18K10439
研究機関名桜大学

研究代表者

小柳 弘恵  名桜大学, その他部局等, 研究員 (10782401)

研究分担者 清水 かおり  名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (10284663)
鶴巻 陽子  名桜大学, 健康科学部, 准教授 (80710128)
比嘉 憲枝  名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (40326509)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード離島の子育て支援 / 子育て支援 / 母乳育児支援 / 産前産後サポート
研究実績の概要

本研究の目的は、沖縄県北部の離島に居住する女性と家族が妊娠期から育児期に感じている困難感や求めている支援を明らかにし、離島の『子育て支援センター』の整備に向けて行政、臨床、大学の連携による子育て支援システムを検討することである。
当初。2020年は、2019年度に実施していた支援(妊娠期~育児期の相談、母乳育児支援、思春期教育等)について利用者や行政側(保健師)にインタビューを行い、支援の効果を検証する計画であった。しかし、COVID-10(新型コロナウィルス)の感染が生じ、高齢者が多く医療資源の整っていない離島をフィールドとした研究の遂行を検討していたところ、1村にクラスターが発生し入島制限が発令された。その後、入島制限は解除されたが、沖縄県内でも第2、第3波と感染拡大が止まる兆しが見えなかったため、2020年度の計画を一部変更し、
新しい生活様式に合わせて、リモートでの子育て相談など新たな支援方法を試みた。また、自律して保健指導、母乳育児支援を行える専門職(助産師)の育成については、大学のシステムを利活用してオンライン研修にて学修機会を提供した。
全世界的に感染拡大防止に取り組む中で、インターネットを活用したコミュニケーションの手段が普及してきているので、2021年度は、支援の効果を検証する方法を、当初計画していた対面でのインタビューから、リモートでのインタビューやオンラインでの質問等方法を再検討して研究遂行を図っていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

COVID-10(新型コロナウィルス)の感染が生じ、高齢者が多く医療資源の整っていない離島をフィールドとした研究の遂行を検討していたところ、1村にクラスターが発生し入島制限が発令された。その後、入島制限は解除されたが、沖縄県内でも第2、第3波と感染拡大が止まる兆しが見えなかったため、新しい生活様式に合わせて2020年度の計画を一部変更せざるを得なかった。

今後の研究の推進方策

インターネットを活用したコミュニケーションの手段が普及してきているので、2021年度は、支援の効果を検証する方法を、当初計画していた対面でのインタビューから、リモートでのインタビューやオンラインでの質問等方法を再検討して研究遂行を図っていく。

次年度使用額が生じた理由

2021年度は、リモートで育児相談や思春期講話など新しい生活様式に合わせてリモートで行える支援を充実するために、必要な機器を備える。

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公開日: 2021-12-27  

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