研究課題/領域番号 |
18K10459
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大久保 功子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (20194102)
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研究分担者 |
岡光 基子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (20285448)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 文献検討 / 質的研究 / KJ法 / 量的研究 / 新生児の看護 |
研究実績の概要 |
混合研究を開始するにあたり、早産児への看護行為と、それに対する早産児の反応に焦点をあてた文献検討を行った。この結果は、後述する量的研究の研究計画書を作成する際の基礎とした。文献検討に関しては、論文を作成し投稿中で、審査待ちの状態である。詳細については、論文が受理された段階での公開としたい。 質的研究に関して、当該年度中に13名のインタビューが終了した。今後はKJ法を用いて分析を進めていく予定であり、KJ法のワークショップの受講を終了した。2020年度中の論文完成を目指している。 量的研究については、研究者の所属施設および研究協力施設の倫理審査を通過し、データ収集を開始した。当該年度中に19件の観察を終了した。先行研究をもとに、目標とする観察場面数を60とし、観察を進めている。しかし、感染予防対策により2020年3月より、新型コロナ流行のために、研究対象施設で面会制限が行われ、研究対象者の同意を得ることが困難となった。そのため、同月下旬よりデータ収集を中断している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
質的研究のデータ収集はおおむね終了しており、次年度中に分析を行い、論文の完成を目指している。しかし、量的研究に関しては、新型コロナ感染症の流行のため、研究協力施設の感染予防対策により2020年3月よりデータ収集が困難となっており、遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
質的研究に関しては、2021年3月末までの論文完成を目指し、分析を行っていく予定である。量的研究に関しては、緊急事態宣言が発令中であり、研究協力施設の面会制限が解除となるまでの見通しが立たず、データ収集が困難であるため、今現在は方策が立てられない状況にある。
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次年度使用額が生じた理由 |
国際学会への参加ができなくなったり、研究そのものの進行が滞り、差額が生まれた。新型コロナ感染症の流行が収まり、非常事態宣言が撤回されて、通常通り研究ができるようになり次第、研究を続行する予定である。それまでは、論文の執筆などに携わることにしている。
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