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2018 年度 実施状況報告書

ハイリスク初妊婦とその夫のコペアレンティングを促す支援プログラムの実施と評価

研究課題

研究課題/領域番号 18K10463
研究機関島根大学

研究代表者

松浦 志保  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (60405123)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードハイリスク初妊婦 / コペアレンティング / 夫 / 親準備 / 妊娠期
研究実績の概要

本研究は、長期入院を強いられるハイリスク初妊婦とその夫が夫婦関係を基盤にコペアレンティングが促される支援プログラムの実施とその効果の育児期までにおよぶ長期的視野での検証、同時にそのプログラムが正常経過をたどる初妊婦とその夫に適 応可能であるかの検討から臨床場面での実用化までを最終的には目指すものである。
その具体的目的は、①ハイリスク初妊婦とその夫の親準備性を高める支援プログラム(案)の精度の向上を図る。②ハイリスク妊婦とその夫に支援プログラムを実施し、長期的な効果の評価を行う。③支援プログラムが正常経過をたどる初妊婦とその夫にも応用できるか否かを検討するであり、当該年度はハイリスク妊婦とその夫の親準備性を高める支援プログラムの精度の向上を図るための研究として 1)対象者(妊娠22週以降に切迫早産、preterm PROM(前期破水)、頸管無力症、前置胎盤、HDP(妊娠高血圧症候群)、FGR(fetal g rowth retardation:胎児発育不全)のいずれかもしくは複数の診断名を主訴とし、医師から入院による安静を支持され、研究協力の同意が得られた初産婦とその夫)10組程度にインタビューを行い、両親が相互的に育児を支え、より安定した育児環境を提供するために継続して関わり、協力して働きかけながら(=コペアレンティング)親準備性を高めていくにあたり、不可欠な要素を抽出することであった。
しかし、研究者自身の病気治療を強いられたために研究通り研究が実施できなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

体調不良により入院治療を強いられたため。

今後の研究の推進方策

まずは、ハイリスク初妊婦とその夫に対してインタビューを行い、両親が相互的に育児を支え、より安定した育児環境を提供するため、そして親準備性を高めていくにあたり、不可欠な要素を抽出する。
対象者がハイリスクであるということから研究協力施設の確保に困難を極めている状態にもある。倫理的な問題から、支援プログラム案をハイリスク妊婦とその夫に長期的に実施できない可能性もあるため、できるだけ対象者が確保できるよう依頼施設を増やすことも考える。

次年度使用額が生じた理由

研究者が病気治療を強いられたため、研究が計画通り進まなかったため。

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公開日: 2019-12-27  

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