| 研究課題/領域番号 |
18K10479
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| 研究機関 | 名古屋学芸大学 |
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研究代表者 |
竹中 香名子 名古屋学芸大学, ヒューマンケア学部, 講師 (40733192)
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| 研究分担者 |
江口 晶子 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (00339061)
藤田 千春 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 教授 (70383552)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 養護教諭 / 国際生活機能分類 / 就学時健康診断 / 学校生活管理指導表 |
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| 研究実績の概要 |
健康状態等に学校生活上の困難や課題を持つ児が増えている。こうした児の困難や課題の解決および未然に防ぐ支援が必要である。このため、こうした支援が必要な児を入学前に把握し支援体制を構築するなどの準備を行うため、法令で定められている健康診断の情報が活用できると考え、事前調査において「学校生活支援を検討するための情報活用プロセスモデル」（以下「情報活用モデル」）を作成した。
「情報活用モデル」の活用および精錬のため「情報活用モデル」が学校で活用可能な場面として、就学時健康診断と学校生活管理指導表の提示場面を想定し調査を実施した。
就学時健康診断については実施主体である市町村教育委員会（悉皆調査）と層化無作為抽出を実施した1000小学校の養護教諭を対象に郵送による質問紙調査を実施した。調査内容は就学時健康診断の実施状況（時期や担当者、健康診断の項目など）と健康状態などにより学校生活支援が必要な児の把握が可能であるか（事後措置や相談を促した事例の有無など）について尋ねた。
学校生活管理指導表については、層化無作為抽出を実施した1000小学校の養護教諭を対象に郵送による質問紙調査を実施し、学校生活管理指導表の提出がなされている疾患やそれ以外でも養護教諭が管理している慢性疾患、学校生活管理指導表の活用実態について尋ねた。
３つの調査のうち、学校生活管理指導表の活用実態については結果の一部を学会発表したが、調査結果の分析は、現在実施中である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
「情報活用プロセス」の学校現場での活用の問題点・改善点の検討を目的としグループによる犯行増加面接を実施する予定であった、しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、グループ面接を行うことが難しい状況となり、研究計画の変更を行ったため、研究はやや遅れているといえる。
一方、「情報活用プロセス」が機能する場面を具体的に提示することで「情報活用プロセス」の学校現場での活用が進むというメリットも考えられる。
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| 今後の研究の推進方策 |
調査は終了しているため、今後は分析および結果の考察を行う。
結果および考察は学会発表等で専門家からの意見を頂戴して精錬し、論文としてまとめる予定である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染拡大による研究計画変更のため、研究遂行に遅れが生じている。調査は終了しているため、論文作成のための文献検討および学会発表のために使用する。
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