| 研究課題/領域番号 |
18K10505
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| 研究機関 | 愛知医科大学 |
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研究代表者 |
山本 恵美子 愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (50464128)
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| 研究分担者 |
田中 共子 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (40227153)
畠中 香織 関西医科大学, 看護学部, 講師 (40756227)
兵藤 好美 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (90151555) [辞退]
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 介護士 / 看護師 / 介護施設 / 安全 / 多職種連携 |
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| 研究実績の概要 |
本研究の全体構想は，看護師,管理者,介護士の3職域ごとの視点から、利用者が安全に生活するための要素を明らかにし，日本の社会文化に適した「介護施設の安全力測定ツール」を作成し、 介護施設の安全のための研修試行を目指すものである。
2021度の目標は、①介護施設，住宅型有料老人ホーム等の介護士対象の面接調査を進め，②3職種が連携して取組む安全力の要素の抽出を目指すため，管理者，看護師，介護士の3職種を対象にフォーカス・グループインタビュー調査を行うことであった。3職種を対象に，2施設においてフォーカス・グループインタビューのデータ収集を行うことができ，現在データ分析中である。さらに，面接調査をWeb調査に切り替えるなどの対処を検討し，介護士を対象とした面接調査を行った。これらのデータについても，現在分析中であり，速やかに当該研究計画を進める予定である。加えて，2020年度中に実施した看護師を対象とした面接調査結果を論文として報告した。今後は，3職種の安全を支える要素を統合し，「介護施設の3職種が連携して取組む安全力の要素」を明確にして，「介護施設で連携しながら取組む介護安全力の測定ツールの開発」を目指し，介護施設の安全のための研修プログラムを試作していく。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2021年度に予定していた介護施設への調査が，Covid-19の感染防止の観点から，介護施設の日常業務が多忙化しており，目標とするデータ取得に至ることができなかった。
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| 今後の研究の推進方策 |
2022年度の計画として「介護施設で連携しながら取組む介護安全力の測定ツールの開発」を進めていく予定である。これまでに抽出した介護安全力の要素をもとに，介護施設を対象とした量的調査を計画し，段階的に進める予定である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
高齢者施設を対象とした面接調査を計画していたが，Covid-19の感染防止の観点から，目標とするデータ取得に至ることができず使用額に変更が生じた。また、国内/海外での学会発表の機会を持つことができなかった。
2022年度は、Covid-19感染拡大の状況を見ながら、可能な範囲で介護施設へ調査依頼を行い，データ収集を行っていく。次年度も適正な研究費の使用に努める
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