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2021 年度 実施状況報告書

訪問看護師のためのエコーを活用したフィジカルアセスメント技術習得プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10506
研究機関山形大学

研究代表者

志田 淳子  山形大学, 医学部, 准教授 (30530654)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード超音波診断装置
研究実績の概要

2021年度はエコーを活用し、膀胱を中心とした尿路系に加え、心臓を中心とした循環器系のアセスメントができる訪問看護師の育成を目的とした研修を行った。研究当初は、循環器系のアセスメントは含んでいなかったものの、以下の2点の理由により計画を修正した:①在宅における心不全療養者が増加し、訪問看護のニーズが高まっていること、②これまでの実績により、エコーの初心者である看護師が、表出が容易な膀胱以外の臓器についても、講義や演習を通して訪問看護で実践できる技術を修得し得ることを確認したこと。なお、今年度も新型コロナウィルス感染症の影響が続き、研究者と訪問看護師が利用者宅に同行訪問できる機会は限られたため、エコーを活用したアセスメント技術向上のための研修に重きを置いた。
その結果、循環器系のアセスメントについては、心エコーや聴診、体重の増減をはじめとする心身状況や生活状況を総合的に評価することにより、対象の状態をより的確に判断することに繋がることが示唆された。一方で、エコーによりタイムリーに可視化された身体内部の情報を活かして適切な看護を行うには、訪問看護師が解剖生理学の知識に基づきデータを解釈し、かつ心身状態等の療養者の多様な情報と関連づけて思考できる基盤強化が求められ、新たな課題が顕在化した。
また、エコーの活用によって在宅において即時に、非侵襲的に訪問看護師が取得できる客観的指標は増えたものの、依然として客観的指標に乏しい現実が浮き彫りになった。そこで、研究者等は体水分量をはじめとする身体組成内容を即時に分析できる体組成計に着目した。新たな客観的指標(エコー、身体組成分析装置)を用いた訪問看護師によるフィジカルアセスメントの臨床的意義を検証し、訪問看護への適用方法を考察する内容に計画を発展修正させることとした。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルス感染症により、訪問看護師とともに利用者宅へ同行訪問する機会が得られなかったため。

今後の研究の推進方策

新たな客観的指標(エコー、身体組成分析装置)を用いた訪問看護師によるフィジカルアセスメントの臨床的意義を検証し、訪問看護への適用方法を考察する。さらに、訪問看護師を対象にしたフィジカルアセスメント技術習得や臨床判断能力向上を目指す教育プログラムの開発に発展させる。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウィルス感染症の影響により計画の大幅な修正が求められたため。

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公開日: 2022-12-28  

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