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2023 年度 研究成果報告書

在宅医療処置トラブルの予防・対応型シミュレーション教材の開発とその評価

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10538
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関佐賀大学

研究代表者

福山 由美  佐賀大学, 医学部, 准教授 (40529426)

研究分担者 秋山 明子  名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (00633869)
新地 浩一  佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (30404164)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード在宅看護 / 訪問看護 / 新卒 / e-learning / シミュレーション教育
研究成果の概要

本研究は,在宅医療・看護の領域における人材育成と支援,また教材開発研究を行った.新卒の訪問看護師は,理論的な知識やスキルを現場で翻訳および適用する際に困難性を経験していることが明らかとなった.
そこで,新卒訪問看護師が現場で適用困難と感じている医療的ケア「胃ろう」,「経管栄養」,「尿道カテーテル」と「転倒」の際に起こり得るトラブルへの観察ポイントと対応の教材コンテンツを作成し,遠隔教育にて検証を行った.その結果,観察ポイント等に関するアセスメントは動画で充分学ぶことができるが,対応は高性能シミュレーター人形などを通じた実践教育の補完が必要であることが示唆された.

自由記述の分野

在宅看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

医療依存度の高い在宅療養者は増加の一途をたどっており,それらを担う人材確保と育成は喫緊の課題である.今回,新卒訪問看護師が訪問看護の実践において感じる困難について明らかにし,その結果に基づいて,在宅のあらゆる状況を想定したシミュレーション教材の開発を行った.文化的差異や在宅医療の経験年数に関わらず,在宅療養者の安全・安心に貢献できる本VR教材は,看護基礎教育における学習教材として活用でき,なおかつ,在宅での医療処置時のトラブル発生を想定したストーリー展開にもなっており, 医療・介護に関する専門用語の理解が困難な新卒訪問看護師等にも活用できる内容となった.

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公開日: 2025-01-30  

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