研究課題/領域番号 |
18K10544
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
星野 明子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (70282209)
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研究分担者 |
桂 敏樹 京都大学, 医学研究科, 教授 (00194796)
志澤 美保 京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (00432279)
奥津 文子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10314270)
春木 香苗 (臼井香苗) 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (50432315)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ヘルスプロモーション / ヘルスケアプログラム / 中高年 / 介護予防 / ソーシャルキャピタル |
研究実績の概要 |
本研究では、高齢者予備軍といわれる60歳前後~70歳前のアラ還世代を対象に、予防的支援を目的としたヘルスケアコンテンツを探索しその最適化プログラムの開発と、継続実施を促す環境設定(集まる場)の検討を目的とする。地域包括ケアや介護サービスの活用する後期高齢者に較べて、前期高齢者や男性高齢者の参加は少ない。後期高齢者から、第2-3の就業を終えて「少し暇になったので地区の活動に参加しようかと思った」「やっとゆっくり参加出来る」と聞く。百寿社会において、高齢者予備軍といわれる60歳前後~70歳前のアラ還世代をターゲットにした参加可能な健康支援プログラムの開発が課題と考える。研究対象はC町の開発年代の異なるD地域とE地域の住民であり、アラ還世代の住民が希求する健康づくり・介護予防のコンテンツを質問紙調査及びグループインタビューにより探索する予定である。 2018年度は、C町の開発年代の異なるD地域とE地域のキーパーソンへの接近及び研究についての説明を重ねて、住民対象の質問紙調査を実施する予定で,まず調査実施について対象となるC町自治体の担当者への説明、その後、歴史の異なる2地区の住民のキーパーソンとなる自治会長、主立った活動のリーダーに、研究の概要と目的を説明し、質問紙調査を実施するべく研究について9月以降複数回の説明をして理解を深めてもらうと共に、所属する活動の分類についてもご意見を戴き質問紙の検討を重ねて準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2018年度は、C町の開発年代の異なるD地域とE地域のキーパーソンへの接近及び研究についての説明を重ねて、住民対象の質問紙調査を実施する予定であった。自治体への調整と了解をのために、対象地域のキーパーソンへ研究について昨年度9月以降複数回の説明をして理解を深めてもらうと共に、所属する活動の分類についてもご意見を戴き質問紙の検討を重ねてきた。その後、倫理審査および調査準備に手間取っている間にキーパーソンである自治会長の交代があったため、再度説明を要することとなり進捗がやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2019年度は、対象の2地域(C町の開発年代の異なるD地域とE地域)のキーパーソンである自治会長の交代があったため、再度、研究についての説明を重ねる。その上で、2地域の住民対象の質問紙調査を実施し比較検討する。また対象地域への結果報告を実施し、希望するヘルスケアコンテンツや場についてのグループインタビューの準備を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2018年度は、C町の開発年代の異なるD地域とE地域のキーパーソンへの接近及び研究についての説明を重ねて、住民対象の質問紙調査を実施する予定であった。自治体への調整と了解をのために、対象地域のキーパーソンへ研究について昨年度9月以降複数回の説明をして理解を深めてもらうと共に、所属する活動の分類についてもご意見を戴き質問紙の検討を重ねてきた。その後、倫理審査および調査準備に手間取っている間にキーパーソンである自治会長の交代があったため、再度説明を要することとなり進捗がやや遅れた。 2019年度は、対象の2地域(C町の開発年代の異なるD地域とE地域)のキーパーソンである自治会長の交代があったため、再度、研究についての説明を重ねる。その上で、2地域の住民対象の質問紙調査を実施し比較検討する。また対象地域への結果報告を実施し、希望するヘルスケアコンテンツや場についてのグループインタビューの準備を行う予定である。使用予定内容は、2地域の調査票及び封筒等の印刷代金、調査票の郵送料金(往復)、調査打ち合わせ旅費、データ分析用のPC等である。
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