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2022 年度 実施状況報告書

訪問看護と介護の連携促進のための慢性疾患高齢者向け早期生活マネジメント指針の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10553
研究機関国立研究開発法人国立国際医療研究センター

研究代表者

藤田 淳子  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 教授 (10553563)

研究分担者 福井 小紀子  東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (40336532)
河井 伸子  大手前大学, 国際看護学部, 教授 (50342233)
辻村 真由子  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30514252)
池崎 澄江  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60445202)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード訪問看護 / 高齢者 / 慢性疾患
研究実績の概要

2022年度は、これまでに行った訪問看護師に対するインタビュー調査の結果から、訪問看護開始時期に焦点をあて、慢性疾患高齢者に対する早期生活マネジメントの概念化の洗練を行った。この結果は、2022年度第42回日本看護科学学会学術集会(広島)にて口頭発表を行った。今後は、論文による公表をめざしている。また、2022年度の研究計画の1つとして、慢性疾患高齢者における訪問看護を含む医療・介護サービスの利用実態を広く把握することを目的に、レセプトデータを用いた分析計画を立案することをあげていた。実施した内容としては、分析の対象を心不全高齢者に決定し、文献レビューおよび実践家へのヒアリングを行った。ヒアリングは、在宅医療にかかわる医師2名(1名×1回、1名×2回)、医療事務(1名×1回)に対して行った。これらを通して、心不全高齢者を選定する条件や分析項目を整理したデータ抽出のための仕様書を作成した。具体的には、心不全高齢者の選定条件として、傷病名、同定するための治療条件、被保険者の条件などを整理した。また、必要な項目として、併存疾患、治療、医療サービス、介護サービスに関する項目を整理した。さらに、仕様書をもとに抽出したデータについて、記述統計を行い、不足していた項目について仕様書を修正した。これらの段階を経て抽出したデータについて記述統計、クロス集計などを行いデータクリーニングを実施し、分析対象となるデータを確定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

分析対象とするレセプトデータの抽出・確定に時間を要したため、分析はこれからである。

今後の研究の推進方策

レセプトデータの分析、および結果の発表を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

論文での公表のための英語校閲と投稿費用、レセプトデータ分析のための書籍代、研修代、学会参加費に使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 慢性疾患高齢者に対する訪問看護による療養生活支援の過程―訪問看護開始期に着目してー2022

    • 著者名/発表者名
      藤田淳子、辻村真由子、河井伸子、池崎澄江、福井小紀子
    • 学会等名
      第42回日本看護科学学会

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公開日: 2023-12-25  

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