| 研究課題/領域番号 |
18K10565
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| 研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
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研究代表者 |
嶋津 多恵子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 教授 (80184521)
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| 研究分担者 |
鳩野 洋子 九州大学, 医学研究院, 教授 (20260268)
吉野 純子 東海大学, 医学部, 准教授 (50290036)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | 保健師 / プリセプター / 研修 / 現任教育 |
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| 研究実績の概要 |
地方自治体におけるプリセプター保健師研修のプログラム開発に向けて、前年度に実施したプリセプター保健師研修の先進地ヒアリングで得られたデータを、質的に分析した。４事例についての分析結果を、日本公衆衛生看護学会学術集会へ２題演題発表し、広く周知した。また、日本公衆衛生看護学会学術集会においてワークショップを開催し情報交換するとともに、プログラム開発への研究参加希望を募った。当学会はCovid-19感染対策を図りWeb開催となったため、ワークショップでは解説文付きスライドで内容を発表し、チャット機能で意見を募ったところ、プリセプターが困難を感じる場面等、研修で対応すべき具体的事例を収集できた。
併行して、本研究班で検討したプリセプター保健師研修のモデルプログラムとしての枠組み、目標、コンテンツ、回数、時期、評価方法に基づき、プリセプター保健師研修のモデル実施を希望する自治体と、導入に向けての打合せをオンラインで２回実施した。
プリセプター保健師研修の実行可能性の検討のための研究を実施するにあたり、研究倫理審査の承認を受けた。モデル自治体1か所を対象に、開発したプリセプター保健師研修を実施した。2回シリーズで事前課題、事後課題及び評価を含むプログラムについて、Covid-19の感染状況や緊急事態宣言発令を考慮して日程を設定し必要時変更も加えて実施した。会場設営や受講者の感染対策順守を徹底して開催した。
これらの研究を遂行するに当たり、研究班会議をオンラインで４回開催し、研究内容の検討および役割分担を行った。その他随時、研究者間でメール連絡での検討を実施した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度実施した、地方自治体におけるプリセプター保健師研修について先進地ヒアリングのデータを質的に分析を進めている途上にある。
本研究班で開発したプリセプター研修プログラムの実現可能性を検討する段階に入っており、１自治体でモデル実施を開始したが、COVID-19の感染拡大により、対象や時期を検討中である。また、その他のモデル自治体についてはリクルートの段階にある。
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| 今後の研究の推進方策 |
引き続き、開発したプログラムを試行するモデル自治体を募り打合せを進める必要があるが、COVID-19の感染拡大により、対象や時期を検討していく必要がある。実施に際しては、感染予防対策を十分行った上で、研修方法を決定していく。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
プリセプター保健師研修プログラムのモデル自治体の依頼および打合せを予定していたが、COVID-19感染拡大のため、外出の自粛が求められ、打合せ等がオンラインとなった。研究班会議もオンライン開催や延期となった。また、モデル自治体のリクルートも困難な状況にある。次年度の緊急事態宣言等の状況に応じて、遠隔教育やリモート会議などの方策も検討していく。
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