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2021 年度 研究成果報告書

高齢下肢運動器障害患者の手術治療のQOL・リスク・医療経済効果統合モデルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10569
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

上杉 裕子  神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (40423230)

研究分担者 林 申也  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (20437487)
藤岡 秀英  神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 教授 (30252753)
張 帆  神戸大学, 経済学研究科, 経済学研究科研究員 (30463318)
松本 知之  神戸大学, 医学研究科, 講師 (50546588)
黒田 良祐  神戸大学, 医学研究科, 教授 (80379362)
西井 孝  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター(臨床研究支援センター), 整形外科, 主任部長 (70304061)
山岡 淳  大阪成蹊大学, 経営学部, 准教授 (80645482)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード医療費 / 高齢者 / 変形性膝関節症 / 変形性股関節症 / 手術療法 / 保存療法
研究成果の概要

本研究では、高齢股関節症・膝関節症患者の手術療法および保存療法における患者のQOLと介護の状況および医療費を検討することを目的とした。A病院整形外科外来を受診した80-85歳の股関節症・膝関節症患者の手術療法群S1(5年以前に手術)14名、手術療法群S2(5年以内に手術)27名、保存療法群13名のデータを解析対象とした。S1群の42.9%が独歩で、保存療法群は15.4%であった。QOL(生活の質)は保存療法群よりS1群が有意に良かった。S2群の術前術後過去2年平均医療費には有意差は認められなかったが、その55.6%は医療費が術後に減少していた。

自由記述の分野

基礎看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢化社会を迎えた国民皆保険のわが国において、どのような医療的介入が患者のQOL(生活の質)を高め、効果的に医療費を軽減させているのかについて検討することは重要である。本研究結果は80歳以上の股関節症・膝関節疾患患者を対象とし、高齢であっても手術療法を行ったほうがQOLが良く、医療費の削減に効果がある可能性を示唆した。

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公開日: 2023-01-30  

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